GWが始まりました。海外を含め、どこかへお出かけされる方も多いと思います。
海外旅行中の食事も美味しいですが、帰国すると日本食って美味しいな。と思います。
それも特に家庭で食べるごはん(おコメ)は最高に美味しいですよね。
日本では食事のことを「ごはん(おコメ)を食べる」といいます。
ごはんは食事の代名詞になっている訳です。
最近、「おコメなどをとらない、炭水化物ダイエット」を推奨している報告がありますが、まだ短期的な報告が多く、長期的には効果があるかは不明です。
むしろ、炭水化物の割合が総エネルギー61%のグループの方が、37%のグループに比べて糖尿病の発症率が低いという報告もあります。
摂取エネルギーに占める割合の50~60%は炭水化物から摂取することが推奨されています。(動脈硬化性疾患予防のための脂質異常症診療ガイドライン2018年版@日本動脈硬化学会)
日本人の食事が欧米化された頃から、「肥満」が騒がれてきました。
日本人が日本食をメインにしていた頃は、「肥満」もそれほど騒がれていませんでした。
日本食の特徴として、低エネルギー、低脂肪、植物性食品(大豆、でんぷん)や魚介類の消費量が多く、発酵食品(納豆、味噌)や海藻が多いなどの利点が多いです。
さらに、ごはんと他の食材を一緒に食べると食後の血糖の上昇が抑えられるという報告があります。
日本食はごはんを中心に、非常に多彩な食材と一緒に食事をするという特徴があります。
今一度、日本食、おコメを見直してみませんか。