高齢者のフレイル問題(フレイル:足腰が弱くなり要介護の1歩手前の状態)、認知症問題を両方同時に解決できるスポーツとして、ゴルフが注目されています。
元々、ゴルフはハンディキャップがあったり、最近の道具(クラブ)の進歩で、御高齢の方でも、十分楽しめるスポーツです。
芝生のフェア-ウエイを歩くことで、下肢筋力増加や心肺機能を鍛え、フレイルの予防になります。
さらに最近の研究では、認知機能の改善にゴルフが有効という事がわかってきました。
ゴルフ未経験者、過去にやったことがあるが現在ゴルフ中断者100名に半年間レッスンプロにゴルフのフォームやゴルフのルールを習って頂きました。
半年後に認知機能の評価をしたところ、ゴルフを始める前と半年間レッスンを受けた後では、認知機能の改善が見られたとの事です。
私なりに認知機能改善した理由を考えてみました。
①ゴルフのルール(少々複雑)を覚えようと脳を刺激した。
②ボールをいかにうまく打つか、スイングを色々と変え、考えながら打つことで、脳を刺激した。
この事が認知機能改善に有効であったと思います。
コースデビューはなかなかハードルが高いですが、最初は打ちっぱなしの練習場でもいいですし、今はスナッグ(SNAG) ゴルフというゴルフの導入スポーツもあります。
SNAGの意味は、Starting New At Golf(ゴルフを始めるために)の頭文字をとったものです。
是非、未経験の方もゴルフ初めてみてください!
私もゴルフはするのですが、競技等でスコアを気にするとぐったり疲れますので、最近はコースの景色を眺めたり、一緒にラウンドする仲間との会話を楽しむスタイルに切り替えました。笑
コメントを投稿するにはログインしてください。