昨日、今日と週末、小池都知事の外出自粛要請を受けて自宅で過ごしています。
外は雪が降り、自粛にはピッタリの日です。
今日も仕事の方には申し訳ないですけれど。。。
昨日まで、イタリアで1万人、スペインで6000人の方が亡くなっています。
その中でドイツは約150人と周辺の国と比べて、圧倒的に死者の数が少ないです。
それは各国が保有している人工呼吸器数の差ではないかと言われています。
新型コロナウイルス肺炎は、特効薬がありません。
肺炎をおこしている間、人工呼吸器で時間をかせぎ、その方の免疫力で治していくのが現状です。
故に、免疫力の弱い高齢者や、糖尿病、高血圧等の基礎疾患を持つ方、喫煙者の方が亡くなるリスクが高いのです。
イタリア、スペインは国を挙げての医療費削減の為、人工呼吸器やベッド等すべてが不足しているようです。
日本の死亡者数は、3月28日現在で49名で、他国と比べると少ない数字で治まっています。
現在は医療機関が正常に機能して、人工呼吸器の数も足りています。
しかし、ひとたび集団感染がおこると、一遍に50~100名程度の感染者が出てしまいます。
そこからは、倍々ゲームで感染者が増えていき、当然ある一定の人数は重症化して、人工呼吸器装着、そのうち人工呼吸器が足りない、ベッドが足りない、十分な感染対策が取れない、医療従事者が感染し、残された医療従事者が疲弊、十分な治療ができない、死者の数が増えるというシナリオです。
まさに少し前のイタリア、スペインが通ってきた経過です。
それを見ているのですから、少なくとも不要不急の用件で外出して感染して、それを周囲に拡大する事だけは避けなくてはなりません。
1人1人の自重が、日本の皆を救う事になると思っています。