大阪府でも感染者数が過去最多を更新し、東京都でもまん延防止措置を国に要請するなど、新型コロナウイルス感染症の勢いが止まりません。
もう1年にもなる、「不要不急の外出自粛」「在宅ワーク」「会食禁止」などで身体的、精神的負担が問題になっています。
世界8ヵ国で行われた研究では、幅はあるものの15-45%の人がうつ傾向にあると言われています。
この時期に、うつ病を発症すると一気に重症化する危険があります。
うつの予防に効果的な方法は2つあります。
一つは「運動」です。
運動は、うつとの関連が示唆される脳の海馬、前頭前野を刺激して、うつを予防します。
人混みを避けたウォーキングなどがお勧めです。
もう一つは「会話」です。
ある調査では、緊急事態宣言中約66%の人が対面で人と会う機会が少なくなったと答えています。
外出せず、誰とも会わない事はストレスになり、うつのリスクは高まります。
直接の対面が難しければ、オンラインでの友人との会話を楽しみましょう。
1人暮らしのお年寄りなどは、オンライン等を使った会話は難しいと思います。
行政、隣近所の方々が見守り、頻繁に声掛けしていくなど、「一人ではないですよ。みんなが気にしていますよ」という事を伝えていく事が大事だと思います。