第6波の中心となっているオミクロン株ですが、いくつかの特徴がわかってきました。
● 病原性:デルタ株に比べて低い
● 感染伝搬性:デルタ株に比べて高い(3~4倍)
● ウイルス排出期間:診断・発症から7~9日間、症状改善から2日間。
● 10日経過するとウイルスの排出無くなる。しかしPCR検査では陽性になる。
さて、コロナ禍脱出の見通しはどうなのでしょう。
一つの目安は「インフルエンザなみ」になること!
致死率がまだ高い。
デルタ株の致死率 1.06%
オミクロン株の致死率 0.08%
インフルエンザの致死率 0.03%(70歳以上高齢者)
現在は処方対象者が限定されている経口の治療薬が、もっと自由に処方できるようになれば、早期発見、早期治療で、感染を封じ込める可能性があります。
オミクロン株は感染力は強いですが、空気感染はないようです。
屋外競技の観戦、飛行機内の感染伝播のデータも出てきており、しっかり距離を取ったり、マスクをしたり、定期的に換気をすれば、感染は防げるという報告も出てきています。
今までのように、まったく注意をしない生活はまだまだ望めませんが、注意すれば、今までの生活が望めそうです。
3回目の予防接種も始まっています。
塩野義製薬の国産経口治療薬も期待できそうですし、もう少し皆で協力してコロナ禍を乗り越えましょう!