厚生労働省は2022年11月8日、9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期接種を2023年4月1日から開始する方針を了承しました。

今のところ、来年4月1日以降は無料で9価HPVワクチン(商品名:シルガード9)が接種できる予定です。

以下の3点についても、ほぼ決まっているようです。(決定ではありません)

①交互接種はOKなのか。

1回目、2回目を2価、4価ワクチンで接種していて、残りを9価で接種できるのか。→ 原則、同じワクチンを接種するが、交互接種も認められるようです。

②キャッチアップ接種にも使用できるのか。

初回接種後、間隔が長期期間空いてしまった方や、過去の接種ワクチンがわからない方にも、最初から接種し直しではなく、交互接種で9価ワクチンが接種できるようになる予定です。

③接種回数も現在の3回から、海外同様の2回になる予定です。

まだまだ子宮頸がんワクチンの接種率は低い(高校1年生15%程度)ので、まずは御自分で子宮頸がんワクチンについて、調べてみてください。

それから接種する、接種しないを選べば良いと思います。

厚生労働省HP~ヒトパピローマ感染症~子宮頸がんとHPVワクチン

さいとうファミリークリニック