ここ3年間は新型コロナの流行で、インフルエンザが下火でした。
昨年は当院でもインフルエンザは1件もありませんでしたが、現時点では新型コロナよりも、インフルエンザの患者さんが多い状況です。
ここで心配なのが、新型コロナとインフルエンザの同時感染です。
同時感染は単独感染より、当然重症化しやすいです。
新型コロナ単独感染と比べて、同時感染は重症化リスクは4倍、死亡リスクは2倍程度と言われています。
やはり、新型コロナ、インフルエンザ共に予防できるなら、予防した方が良いと思います。
最新の新型コロナワクチンは2価ワクチン(武漢株、オミクロン株)は入院予防効果:81% 死亡予防効果:86%とされています。
最近流行している、BQ.1.1やXBBなどの新たなオミクロン株の亜系統にも効果が期待できるようです。
もちろん、ワクチン接種は任意なので接種しない選択もあると思います。
新型コロナ感染症も2類から5類に分類が変わるようです。
そうなると新型コロナワクチンも有料になるかもしれません。
接種を考えている方はお早めに動いた方が良いと思います。