連日30度を超える猛暑の日々が続いています。
以前はこの時期、このような夏日は少なかったと思います。
地球温暖化対策は世界中で行われていますが、有効な対策をとらないと、21世紀末の世界の平均気温は約3.3-5.7℃上昇すると言われています。
たとえ、現在の対策が成功したとしても、約1.5℃上昇するのは避けられないという衝撃の試算がされています。
地球温暖化に直接関係があるのが、「熱中症」です。
水分摂取を心掛けるのは勿論、エアコンを積極的に利用して室温を適正に管理しましょう。
エアコンの電力消費の問題もありますが、それよりも熱中症で入院するリスクは避けたいです。
他にも「蚊による媒介感染症」に注意が必要です。
気温上昇により、媒介蚊の生存が北上しており、さらに人・物流の国際化により、マラリア、デング熱、日本脳炎の病気が増えてくる事が予想されます。
今まで日本では散発する程度なので、我々も適切に対応できるように準備する必要があります。
お子さんの日本脳炎ワクチン接種は忘れずに行ってください。
成人の方が、渡航先(東南アジア等)によってはワクチンを接種した方が良い場合もあります。詳細は所属先の会社、保健所にお問合せください。
マラリアには予防薬があります。渡航する2日前から内服を開始します。(当院では処方を行っていません)
デング熱はワクチンも予防薬も存在しないので、蚊に刺されないようにするしかありません。