マイコプラズマ肺炎が流行しています。
今年の春頃より流行し始め、大流行した2016年に迫る勢いです。
以前はオリンピックイヤーに流行すると言われていましたが、
コロナ禍ではまったく流行しませんでした。
しかし、コロナ明けの頃より小児を中心に流行しています。
夏休みが終わり、新学期が始まる事で流行がより拡大する可能性があります。
マイコプラズマ感染症は「マイコプラズマ・ニューモニエ」という細菌とウイルスの中間のような病原体です。
風邪のような症状で始まり、なかなか熱が下がらず、咳が長引くのが特徴です。
基本的に栄養と休養で自然治癒しますが、重症化すると肺炎をおこし入院する事もあります。
マイコプラズマPCR検査は、測定開始から約40分で判定可能です。
このPCR検査のもう一つの利点が、マイコプラズマ感染症のファーストチョイスであるマクロライド系抗生剤が効くかどうかがわかります。
マクロライド系抗生剤が効果無いとわかれば、最初から違う種類の抗生剤を投薬する事ができます。
検査機器が1台しかなく、検査時間もかかる為、発熱、咳の方全例にPCR検査する事はできませんが、診察の結果、マイコプラズマ感染症が疑われれば検査して早期に診断、治療した方が良いかもしれません。
検査代のみの金額ですが、3割負担で1700円、2割負担1130円、1割負担570円です。(別に診察料、処方箋料等がかかります)