3か月以上続く、下痢や便秘、腹痛で悩む方は多いと思います。

過敏性腸症候群(IBS)は、①下痢型 ②便秘型 ③混合型があります。

頻度は、混合型>便秘型>下痢型 の順です。

下痢型は男性が多く、女性は便秘型が多いです。

<下痢型IBS>

突然襲ってくる腹痛と下痢。

その不安で通勤、通学が心配になり、外出が困難になる。

30歳以下の若い男性に多い。

<便秘型IBS>

腸管が痙攣をおこして便が停滞して、水分がなくなったウサギの糞みたいなコロコロして固く排便が困難になる。

30歳以下の若い女性が多い。

<混合型IBS>

3,4日排便がなく、その後最初固い便が出て、あとは数回下痢になる。

若い年代も多いが、60歳以上でも見られる。

◎生活面の改善が重要である。

・脂肪、コーヒー、香辛料は避ける。

・おならが多い、お腹が張るというのもIBSの症状の一つ。おならの成分の多くは飲み込んだ空気なので、早食い、ガム、タバコ、炭酸飲料には注意。

・心に柔軟性を持たせることが大事!不安や緊張が続くと脳から腸への休めのサインが出ない。積極的に身体を動かす、読書、音楽などリフレッシュする。

・IBSの人は元々、ちょっとした事も思い悩みがち。あれはダメ、これはダメの食事内容より、楽しく食事することもすごく大事。

◎薬物療法 

高分子重合体、腸管機能調整薬、セロトニン受容体拮抗薬、粘膜上皮機能変容薬、漢方薬、抗コリン薬やSSRIなどの抗うつ剤も使用します。

さいとうファミリークリニック