東京都では2025年に入ってから201件の報告があり、2024年の東京都における年間報告数は400件だったので、去年に比べて急速に感染者が増えているようです。(品川区HPより。2025.4.27現在)

「品川区 百日咳」で検索したら、当院の2018.7.17のブログ「百日咳が流行しています」がヒットしました。

読んでみると、今回皆様にお伝えしたい内容がもう記載されていました。(笑)

この分野に関しては、この7年間に進展はないようです。

百日咳の診断は1W以上続く咳に「発作性の咳込み」「吸気性笛声」「咳き込み後の嘔吐」のいずれか1つ以上を伴っていれば「臨床的百日咳」を疑います。

百日咳の診断は、咽頭ぬぐい液を使用したLAMP法を用いていますが、

特に成人では小児より菌量が少なく、発症後3週間での分離率は1~3%で低いです。

検査会社に検体を提出するので、結果が出るまで3,4日かかります。

お子様の場合、5種混合ワクチンの効果が通常5~10年間といわれていますので、就学前まではかかりにくいと考えられます。

治療は、百日咳の第1選択薬であるマクロライド系抗生物質の投与を開始します。

通常は治療開始後5~7日間で百日咳は陰性になります。

百日咳の検査が、必要かどうかは診察させていただき、総合的に判断して検査が必要かどうかを決めています。

最近は、マイコプラズマ肺炎も流行してますので、鑑別しながら診察しています。

さいとうファミリークリニック